こんにちは！田中です。
今回は僕が大学生の時していた活動を書こうと思います。
僕のいた大学では木匠塾という活動があります。
多賀・川上・加子母も三つを拠点に活動をし、僕は多賀木匠塾に所属してました。
多賀木匠塾は「滋賀県立大学で建築を学ぶ学生を中心に、湖東地域の森林文化
とそれをとりまく地域について学びながら、公共空間に設置する遊具・ベンチ等の
制作や子供のための木工体験などの活動をとおして地域社会に貢献する。」とい
うことを目的に設立されました。
毎年、９月１日～１１日の１１日間約５０名の学生が山に籠って制作を行います。
制作物は依頼者から要望をもとに班ごとに制作物の提案を考えプレゼンします。
プレゼンの時期は毎年テスト前や設計演習の提出前みんな大忙しです。
プレゼンを行い、その年の制作物が決まると今度はその施工図面を書きます。
この活動は先生はいますが、基本的に設計・施工を学生だけで行います。
学生ではなかなかできないことです。
今回は僕が２回生の時に作った「遊ＲＵＮ船」と、３回生の時に代表として作った
「森の入口」を紹介したいと思います。
この２作品はNEXCO中日本さんから依頼があり、多賀サービスエリアの制作し
たものです。
まずは「遊RUN船」
サービスエリアに子供の遊べる遊具を作って欲しいというものでした。
利用者が子供ということもあって、いろいろ制限がかかってきました。
ジャングルジム・滑り台・滑り棒やそり立つ壁など子供の遊んでもらえる工夫を
盛り込んでいます。
続いて「森の入口」
こちらは運転で疲れた体をリフレッシュできる場として制作しました。
この近くには胡宮神社がありので景観などに配慮した設計をして欲しいとの事
でした。
高速道路のすぐそばですが、周りが木々に囲まれており落ち着けるスペースです。
「遊RUN船」は多賀サービスエリアの上り側
「森の入口」は多賀サービスエリアの下り側にあります。
どちちらも行き来ができるようになっています。
もし、近くを立ち寄る際がありましたら、休憩してみてはいかがでしょうか(^^)？
田中でした！！
田中 孝宜
一級建築士設計事務所 株式会社 有理社
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