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高齢者のリフォーム    マンションリフォームのリスク

2017年03月24日

マンションリフォーム

 

青天の霹靂、この歳になって神経難病になり歩行が不自由になりました。

階段のある家に住まいしていますが、段差の昇り降りが難しくなりました。

 

所有していたマンションがタイミングよく空くことになり、リフォームをして引っ越すことになりました。

築30年の小規模マンションですが、都心にあり地下鉄駅も近く日常生活の負担もグッと楽になります。

すこし弱った高齢者にはやはり都心が最適ではないかと・・・・・・私は思います。

 

75㎡ですが最上階で 全外周と屋根が外気に面するペントハウスのようなスペースです。

その悪条件の中で、少しでも夏涼しく冬暖かい、そして何より合理的で負担の無い住まいにすることです。

前住者がけっこう荒っぽく住んでいたので全てが汚れています

築断熱の意識が低い頃、壁天井はもちろん薄く、アルミサッシの廻りは結露で木枠や床がシミだらけです。

 

結局全ての内装を撤去し、

スケルトンの状態から設計・工事をすることになり、費用も含めて大工事になりました。

バブル期の物ですが、施工状態は極めて悪いです。

コンクリートに木くずが挟まっていたり、ジャンカの補修も十分ではありません。

有名な組織事務所の設計監理ですが いい加減なものです。

窓下の壁にも鉄筋が露出しています。

本当にどんな監理をしてたんでしょうね、腹が立ってきます。

しかし今更止めるわけにもいかず、きちんとした補修をするしかありません。

 

中古マンションの改修には こんなリスクがあります。

名が通って信用あるはずの工務店、設計事務所だからといっても 信用しきることは出来ません。

残念ながら。

 

完成まで 少しずつ話を進めてまいります

 

坂本 悠

一級建築士設計事務所 株式会社 有理社

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