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高齢者のための部屋を増築6

2017年06月29日

建前が終わって着々と工事が進んでいます。

 

 

屋根の野地板が葺かれルーフィングまで終わりました。

 

垂木(軒裏に見えている細い木)は着色だけしてこのままの形で見せます。

基礎が高く平べったい建物が乗っています。屋根なりの勾配天井の一番低い部分で1.9m。実際一般的な住宅に比べかなり低く押さえられています。既存の建物との取り合いや、用途が寝室であること、高い抜けの部分も作り圧迫感を無くしていることで、このプロポーションとしました。

高齢者の部屋は敷地の奥まったところに設けがち(そう望まれる)ですが、快適な環境の確保、来客や外出の利用勝手など高齢者の部屋を設ける意味から考えても、実際は奥ではなく表側にあった方がいいのかもしれません。

 

 

面戸板(垂木と垂木の間の部分の板)穴をあけて屋根の通気をします。メッシュを貼り虫が入らないようになっています。

床の断熱材。熱伝導率0.022W/m・Kという高性能なモノを入れてます。

次は窓の取付、外壁工事へと進んでいきます。

 

伊藤 晋一郎

一級建築士設計事務所 株式会社 有理社

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