内装工事
大工さんが入り 本格的に内装工事が進んできました。
設計者と現場管理者で頻繁に打ち合わせをしますが 面倒なことですがこれが大切です。
図面通りになかなかすんなり行かないのが現場なので 疑問があればその都度話し合うことになります。
それを怠ると こちらの思いに反した職人さんの流儀で進むことになりかねず カスタムメイドの意味がなくなります。
床に根太を組むことはもうほとんど見ることはありません。
フリーフロアーで設備スペースの床上げと水平を確保します（万協フロアー）
今回はその上に合板を張って その上に仕上げのフローリングを張ることになります。
床の合板も張られました、配管が出ているところがキッチンになります。
給水、給湯、排水、とガスの配管です。
仕上げのフローリングは汚れにくくて車椅子や杖を突いてもより安全なもの
幅が広くてフローリングの合わせ目に目地が合いものを選びました、合板の上に無垢材を厚張りしているので伸び縮みがありません。
壁のプラスターボード下地は４５０ｍｍピッチの横胴縁です。
将来、手すり等を取り付ける可能性がある壁はボードではなく合板にしています。
一部だけでも良いのですが今回は前面に、この上に左官やさんが壁を塗りつけます。
天井下地です。箱のようなものがあるのは埋込み照明器具を取り付けるところ
断熱セルロースを天井内に吹き込むので、仕切りの箱を取り付けています。
ここまで切ると日々状況が進み 現場へ行くのが楽しみ、ウキウキします。
坂本 悠
一級建築士設計事務所 株式会社 有理社
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