News&Blog

障害ある高齢者のリフォーム  その3       リフォーム設計を前に考えること   

2017年04月07日

設計を前に考えることを整理してみました。

高齢者、障害者といっても 今までと変わらず仕事をして元気に生活をしています

その生活が少しでも長く楽に続けれるような 日常空間を作りたいと思います。

 

1 快適な空気環境を作る

    ①温度、湿度 

       断熱性能、気密性能を十分にする

       家中が温度差の無い環境を作る

       熱源のランニングコストに配慮する

       オペレーションを簡単にする

    ②風量、風向き

       気流を考える

       実質的な換気回数を考える

    ③有害物質の排除 

       CO,CO2

       ホルムアルデヒド等

       粉塵

 

2 加齢、障害行動への対応

    ①安全に動けること

       安全な同線を作る

       加齢、障害の質はそれぞれ違う

    ②機能性の良いこと

       シンプルに事柄が出来るようにする

 

 3 さりげないバリアフリーと将来への準備

    ①バリアフリーを露骨に表現しないこと

       出来る限り普段と変わらない景色を作る

       家族と一緒に考える

    ②加齢、障害の程度に対応できる準備

       将来の可能性を医者等の助言を含めて具体的にイメージする

 

まず考える基本的な項目です。

次回は それらが既存のマンションでどれだけ具体化出来るのかを 考えていきます。